銀ぎつねのゴンタが我が家に迷ってきたのはかれこれ十数年前。
鳥をたくさん飼っていたからかおなかを空かせてヒョコヒョコやって来たのだろうか。
「オイ ありゃなんじゃ」
主人の声に行って見ると「???」
動物の好きな主人が分からないのに私に分かる訳がない。
見れば首輪をしているので飼われていたのだろう。
おっかなびっくりで食べ物をあげるとバリバリと食べる。
勿論生き物大好き主人は正体不明のゴンタを逃がすわけが無い。
こうしてゴンタは家族の一員となった。
当時犬のイブがいたがゴンタは腹を見せて服従を示した。
狐だという自覚のないゴンタは自分は犬だと一生思っていたに違いない。
一緒に暮らしていくうちにお互いに慣れ愛情も深まってきた。
散歩もイブと一緒に行くようになり時にはロープをはずし思いっきり走らせた事もあったっけ。
子犬の兄弟リキと二代目イブが来てからは、自分のえさを犬にやったり兄弟げんかの仲裁を私に頼むかのようなしぐさをした。
ゴンタ的には親のつもりだったのだろうか。
狐を飼ってると新聞にも載った。
結婚して30有余年犬などの動物がいなかった年はない。
そんな中で私にとってゴンタは子供同然だった。
だからゴンタという名前は私にとってかけがいのないものなんです。
今頃は千の風になった娘と一緒に大空を駆け巡っているだろう。
私も貴女の家でゴンタを見たとき「こりゃなんだ!犬?タヌキ?それとも・・・なんだ!」と思いましたよ。そしたら銀ギツネだと聞いて「どうしてエリマキになる銀ギツネを飼ってるんだろう?」と不思議に思ってました。お話を聞いて 似たもの夫婦 だと思いました。私も犬猫大好き人間だから、こんな話を聞くととても嬉しくなるんです。
返信削除心温まるお話ありがとう。
jyo-yama2さん
返信削除ソーなのよね~、あの子を見ると皆一瞬ギョとしてそれからまじまじと見回し「これ何?」と聞かれたものです。
その後必ず「えりまきにしたらいい」と言われました。
ゴンちゃんはえりまきにならずに家の近くの空き地の石の下で眠っています。
そばに植えた萩の花が赤い花をつけています。
gontamamaさん
返信削除はゴンタのママというハンドルネームだったのですね。
やっぱりかわいがっていたきつね、襟巻きにはできませんよね。
うちのすずめのぴーはたった5週間しか生きなかったけど。それでも死んだら悲しいやらさびしいやら。
庭がないので、県の施設(近所にある)の大きな木の根元に埋めてきました。
さしずめ私はピーママかな?
T・A・M・Aさん
返信削除ヤ~うれしい!!
まだブログ始めたばかりでドッチもコッチも分からなくってtamaさんのところを覗くのも自分のお気に入りからいってる状態。
だからtamaさんが見て下さったなんて夢見たい!
どうにか書くことは出来るようになりましたが、その他の設定が分からなくって・・・
昨日の投稿も終わりの後が空白!
エ~と思って下にスクロールすると次のが出ていたのでびっくり。
でも投稿が楽しくなってきました。
これからもヨロシクね、ピーママさん
T・A・M・Aさん
返信削除私がいつも訪ねているブロガーさんもtamaさんだったのでヒョとしてあなたと違うtamaさん?
間違ってたらごめんなさい!